卒業生の声

 

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卒業文集

TIJを卒業する学生たちの文集を掲載します。

2015年度卒業文集(2016年3月末発行)

2016年度卒業文集(2017年3月末発行)

 

今の私

秦康 (2006年3月 卒業)

振り返ってみると、私はTIJを卒業してもう4年が経ちました。光陰矢のごとしが例えるように、4年間は本当にあっという間です。大学院で建築を専攻としておりましたので、現在は日本の建設企業に就職し、主に建築分野における新製品、新技術の研究開発に取り組んでおります。

社会に出ると、仕事はもちろんのことですが、これ以外に学生時代で会うこともなかったような場面に直面することがたくさんあります。中日文化の相違や外国人にとっての言葉使いの難しさも当然ありますので、少なくとも学校に比較してより複雑な人間関係にあると言えます。これも社会人としての勉強だと考え、これから日本社会に溶け込んでいく第一歩であると受け止めております。

その一方で、TIJにいた時、学校の温かい雰囲気そして先生方々の至れり尽くせりのケアに包まれていた自分が幸せだったなあと気づかされるばかりだというのも正直なところです。それで、今まで大変お世話になった先生の方々への恩返しとして、TIJそして在校生の皆様に少しでも役に立てることがあるならば、ぜひやらせていただきたいなあと思っております。少しでも皆さんの力になれば幸いです。

 

母校TIJの先生方へ

劉娜 (2003年3月 卒業)

こんにちは! 01年4月に入学、03年3月卒業の劉娜です。今年4月で社会人4年目を迎えます。 もっと留学生が就職しやすい環境をつくりたい!! と思い、07年に人材コンサルティング会社レイス(株)に就職し、現在スカウト推進部業務推進5人チームのチームリーダーとして勤務しています。 

年のせいでしょうか(笑)。最近よく日本に来たばかりのことを思い出します。北内先生から名札を頂いて、自分の名前を書き、そして指を空中で書きながら、一生懸命自己紹介しました。私と日本人との最初の「交流」でした。日本語ができない、道が覚えられない自分がスーパーに行く時の恐怖は今でも鮮明に覚えています。「家に帰れなかったら、どうしよう…道を聞くことさえできない…」なんて思っていました。今は、寝言さえ日本語でしゃべっていますが(笑)。

日本でのこんなに強い生命力を与えてくださったのはTIJの先生方でした。絵では通じない日本語は、体を張って、一文ずつ教えてくれました。成績がよかったら、「すご~い」と手を叩いてくれました。テストに失敗したら、「大丈夫。次回必ずうまくいく!」と頭を撫で、勇気をつけてくれました。そして、卒業7年後の今となっても、「どうして?劉娜の結婚式に行きた~い!やってよ!!」とせっついてくれました(笑)。 

一生懸命愛してくれて、本当にありがとうございました!先生たちから頂いた恩の1/100、1/1000かもしれませんが、精いっぱい恩返しをしていきたいと思います。 

 

TIJ設立20周年にあたって思ったこと

胡 英琪 (2000年3月 卒業)

ついにこの日がやってきた。2012年2月11日は特別の日だ。というのは、今日はTIJ設立20周年記念式の開催日だからだ。ワクワクした気持ちで私は記念式に向かっていた。

ふと思えば、もう12年前のこと。片言の日本語しか話せなかった私は、桜満開の季節に東京にやってきた。TIJで日本語の勉強を始め、沢山の事を学ばせていただいた。当時の学生生活は今の生活とはだいぶ違っており、十数年前の事でもあったので、もう忘れたと思いきや、当時の事はまるで昨日のことのようにワーンシーンずつ頭に蘇ってきた……。

日本に来た最初の頃、人生で初めて経験する一人暮らし、しかも慣れていない異国の地。そのストレスで私はホルモンバランスを崩し、顔にひどいニキビができた。それを見た西野先生が、学校の近くにあるクリニックの皮膚科に連れていってくださった。その日の夜、自分の部屋で日記を付けながら泣いていた…。

大学受験の時、受験勉強の疲れと志望校をなかなか絞れない焦りから、自信を無くし、やる気を起こせない私がいた。それを察してくださった当時の担任の渡部先生は学校が終わった後、夜遅くまで進学について親身に相談に乗ってくださった。寒い冬の夜に、暖かさを感じた。

……

「皆さん、こんにちは…」私を深い回想から呼び戻したのは、懐かしい広瀬先生の声だった。TIJ設立20周年の記念式が始まった。待ちに待った瞬間が来た。そういえば、私たち2000年4月の就学生の入学式も卒業式もこの会場で開催されたのだ。あれから10年以上経った今日の会場には、在学時の2年間を共に過ごした先生達、TIJに新しく入った先生達、ほとんど顔も名前も知らない在校生達、そして今日の記念式の為に世界各地から駆けつけてきた卒業生達で溢れていた。歳月が経つにつれ、変わってしまったものもあるが、この会場にいる皆が感じているはずの、今でも変わらない一つのものがある。それは「TIJ愛」だ。この 「TIJ愛」があるからこそ、在校生達は生き生きと留学生活や勉学に励んでいける。この 「TIJ愛」があるからこそ、卒業生達は世界各国で活躍できている。また、この 「TIJ愛」があるからこそ、過去何度も高い壁にぶつかった自分が救われてきたのだと思う。

TIJは私の原点であり、私の心の支えでもある。TIJ設立20周年記念式に参加し、再び「TIJ愛」のパワーをもらった私は、また新しい気持ちで旅に出た感じがした。きっと、その旅先でTIJ設立30周年、40周年…の記念式が“待ってくれている”と私は思った。

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