日本語教授法研修レポート2
中国湖南長沙明照日本語専修学院
魏春燕
今年の7月18日から30日までの約2週間、TIJ東京日本語研修所で日本語教授法の研修をしました。9日間の教育実習はとても充実していて、有意義な時間でした。毎日「TIJのように日本語を教えたら、うちの学生ももう少し日本語をぺらぺら話せるようになっただろう。」と思いながら通っていました。
TIJの先生方は授業の前に教育方法や授業用教具などいろいろ工夫して十分な準備をしておきます。ですから素晴らしい導入から、授業のペースまで面白くて完璧だと思います。先生側が一方的に与えるのではなく、学生が必要としている単語を教えて、その場で使うことになるので、きちんと身についていくのだと思います。学生たちは自分自身にかかわる話題に関心を持っていますから、耳を傾けて積極的に日本語で話しています。その雰囲気はとてもいいと思います。先生方はみんなやさしくてユーモアを交えて授業をしていらっしゃって、アルバイトで疲れた学生や国を離れて寂しそうな学生も家に戻ったような安心感を持つと思います。先生方の授業を聞いているうちに家族に会ったような感じがしてきました。
今、TIJで研修した教育方法を自分の授業で使っています。確かに大変役に立ちます。どんな言葉や文法を教えるときでも、その前にできるだけいろいろな教具を集めて準備しておきます。授業の時は、教具を利用しながら教えますので、学生はリラックスした雰囲気の中で私の説明を聞いて考えているうちに、その言葉や文法をすぐ覚えます。また、東京で撮った写真を見せて、東京で出会ったことを学生に話すと、学生たちはすぐ日本のことに興味を持ちます。
初めて来日した私は、毎日子供のように日本の建物、道、店、電車、商品などに好奇心を持ちました。毎日あちこちを走り回っているうちにいろいろな感想が頭に浮かんできました。日本の発達した物質文明は勿論、驚かされるのは高度的な精神文明です、町を歩いているとき、日本人が環境を大切にすることにびっくりしました、買い物をするときは、やさしくて情熱的なサービスにびっくりしました。日本人にとっては当たり前なことかもしれませんが、外国人の私にとっては不思議でした。またどんなことをするときでも、日本人が一所懸命にすることに驚かされます。今やっと「一所懸命」の意味を深く理解できるようになりました。
9日間の研修生活は一生忘れられない思い出になりました。最後にいろいろ親切に教えてくださったTIJの先生方に心から感謝いたします。本当にどうもありがとうございました。